ヰ世界情緒

暗色の想像力、物語性、そして自作性を軸に表現を組み立てるバーチャルダークシンガー。

ISEKAIJOUCHO
目次

概要

ヰ世界情緒は KAMITSUBAKI STUDIO に所属するバーチャルシンガー、クリエイターであり、V.W.P のメンバーの一人でもある。歌唱だけにとどまらず、イラスト、ナレーション、声の演技、世界観表現までを含めて自己の表現として扱う点が大きな特徴である。

神椿の中でも、最も“別世界そのもの”を背負っている感覚の強いアーティストの一人といえる。

役割と創作上の位置づけ

公式では“バーチャルダークシンガー”と紹介されており、その言葉どおり、ヰ世界情緒の表現には闇、儚さ、神秘性、そして物語を生み出す力が強く宿っている。単に曲を歌うだけではなく、歌とイメージと語りをまとめてひとつの世界として立ち上げるタイプの表現者である。

そのため、神椿内では歌手とクリエイターの両方の側面を持つ唯一無二の存在として位置づけられる。

歩み

2019年

  • 12月9日:YouTubeに初の予告動画を投稿し、活動開始を告知。
  • 12月12日:初のカバー曲「夜顔の告白」を公開。

2020年

  • 2月23日:初のオリジナル楽曲「物語りのワルツ」(作詞・作曲:samayuzame)を公開。
  • 4月27日:2ndオリジナル楽曲「ジオラマドラマ」(作詞・作曲:samayuzame)を公開。
  • 7月16日:3rdオリジナル楽曲「ハイドレンジア」(作詞・作曲:とうかさ)を公開。
  • 9月26日:5thオリジナル楽曲「とめどなき白情」(作詞・作曲:はるまきごはん)を公開。
  • 12月26日:初のカバーライブ「キャンディライブ」を開催。ライブ終了後、代表曲となる7thオリジナル楽曲「シリウスの心臓」(作詞・作曲:傘村トータ)を公開。

2021年

  • 3月13日:花譜 2nd ONE-MAN LIVE「不可解弐Q2」にて、バーチャルアーティストグループ「V.W.P」のメンバーとして初お披露目され、グループ結成を発表。
  • 10月23日:初の3Dバーチャルワンマンライブ「Anima」を開催。同日、1stアルバム『創生』の制作と、音楽的同位体「CeVIO AI 星界」の制作決定を発表。
  • 12月8日:1stアルバム『創生』をリリース。

2022年

  • 4月29日:自身の歌声をもとにした音楽的同位体「CeVIO AI 星界 / SEKAI」が正式発売。
  • 7月17日:理芽とのツーマンバーチャルライブ「Singularity Live Vol. 1」を開催し、コラボ楽曲「パンドラコール」を発表。
  • 9月10日 - 10月10日:初の個展「ヰ世界情緒展」を東京にて開催。

2023年

  • 1月14日:2回目のカバーライブ「キャンディライブ2」を開催。
  • 6月18日:2nd ONE-MAN LIVE「Anima Ⅱ -神椿市参番街-」を開催。新3Dモデル「普遍体」をお披露目。
  • 12月9日:4周年記念配信にて、2ndアルバム『色彩』の制作決定を発表。

2024年

  • 3月27日:2ndアルバム『色彩』をリリース。
  • 8月7日:パシフィコ横浜 国立大ホールにて、初の有観客ワンマンライブ「Anima Ⅲ」を開催。
  • 8月13日 - 15日:V.W.Pのメンバーとして、KAMITSUBAKI STUDIO初の成長型バーチャル舞台劇「御伽噺(染)」の初回公演に出演。

2025年

  • 2月 - 3月:東京と大阪にて、2回目の個展となる「ヰ世界情緒展Ⅱ」を開催。
  • 9月25日 - 10月26日:初の海外個展となる「ヰ世界情緒展」上海特設展を開催。

2026年

  • 2月25日:1st E.P.『幻視録』をリリース。
  • 3月19日:自身がプロデュースし主演を務めたバーチャルアイドル育成アドベンチャーゲーム『Virtual Ties ~ヰ世界情緒夢想曲~』がSteamにて発売。
  • 3月25日:YouTubeチャンネル登録者数50万人突破記念生配信を実施。
  • 5月1日 - 2日:Zepp Hanedaにて、自身初となる2DAYS LIVE(DAY-1「Flower Closet」 / DAY-2「Anima Re:birth」)を開催。

代表作品と関連項目

  • 個人シングル・E.P.:(『幻視録』など)
  • ダークで物語性の強い V.W.P 派生曲
  • ビジュアルと声の両面で関わるクロスメディア企画:(『Virtual Ties ~ヰ世界情緒夢想曲~』など)

関連項目:

基本資料とキャラクター設定

ヰ世界情緒は名前に旧字体の「ヰ」を残しており、それ自体が視覚・文字上の識別要素になっている。象牙色の髪、左右で異なる瞳、片目を隠す髪、手袋、コート、花のモチーフが基本的な印象を構成する。「普遍体」は日常や多くの曲絵で使われる形態で、Anemone、Heliotrope、八咫烏などは特定の舞台や物語に結びつく。

項目内容
初期デザインorie
後続の視覚制作れおえんほか
活動上の顔歌手、イラストレーター、キャラクター表現者、物語型アーティスト
音声の展開ヰ世界情緒の歌声をもとにした音楽的同位体「星界」

音楽作品・ライブとコラボレーション

「物語りのワルツ」「ジオラマドラマ」「ハイドレンジア」「とめどなき白情」「斯く美しき造花」「シリウスの心臓」から、アルバム『創生』『色彩』、EP『幻視録』へと個人作品が展開した。「CANDY LIVE」、「Anima」、Singularity Live、V.W.P公演、2026年の「Flower Closet / Anima Re:birth」は、歌、絵、キャラクター、世界観を異なる組み合わせで提示する。

『Virtual Ties』ではキャラクターの原型、視覚制作者、歌手という複数の役割を担う。orie、れおえん、samayuzame、とうかさ、はるまきごはんなどが各時期の作品に関わっている。

形態・設定・エピソード

絵を描くことは歌唱の付属要素ではなく、ヰ世界情緒の公開された創作活動の一部である。音楽、映画、ゲーム、ペット、食べ物などの話題は番組やインタビューの文脈を保って記録し、公式設定と混同しない。星界はヰ世界情緒とは別の音楽的同位体・キャラクターである。

関連企画 / 関連設定

ヰ世界情緒は V.W.P、音楽的同位体「星界 / SEKAI」、そして神椿市系の企画群をつなぐ存在である。歌手であると同時に、自ら世界を描き足していく創作者でもあることが、この名前を特別なものにしている。

参考資料

外部リンク